Section
10(b) の域外適用(米国連邦最高裁判決 2010年)
Morrison
v. National Australia Bank
最高裁は、Exchange
Actは、deceptionが発生した地を問題にしているのではなく、証券の売買が米国内でなされたかどうかに着目しているのだ、と述べ、米国で40年にわたって用いられてきたconduct
test, effect test を排斥し、新たにtransactions
test基準をたて、原告の訴えを退けた。(
Justice
Scalia)
結論には同意するが、理由が異なるとの意見が付されている(Justice
Stevens, with whom justice Ginsburg joins, concurring in the
judgment)。
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