2012年5月11日金曜日

Banana Republic online shopのinternational shipping service を利用したときの関税は?


Banana Republiconline shopping siteを見るとinternational shipping serviceをしている。Banana Republicはアメリカでは頻繁にというか毎週くらいバーゲンセールをしているので、送料を払っても日本の店で買うより安いかもしれない。
しかし関税は?

少額輸入貨物の簡易税率。衣類だと1万円以下非課税。個人使用目的輸入だと販売価格の6割が課税価格。
ところで日本もアメリカもGATT(General Agreement of Tariffs and Trade 加盟国。で、GATT加盟国同士は最恵国待遇(Most favored nation treatment)である(GATT Art.1)。つまり、GATT加盟国から輸入するときとGATT非加盟国から輸入するときとで関税率が違うはずなんだけど。
関税率表を見ると

GATTどころではなく、EPA協定国との間では非課税。安い衣類がベトナム、インド、ペルーあたりからどんどん入ってくると日本の繊維業界は大変だろうなあ。いや日本の繊維メーカーがこれらの国に工場を建てて製品を日本に輸入しているということかも。大変なのは日本の労働者、ということか。
話がそれたが、個人の少額輸入の場合、簡易課税と一般の関税率の選択ができるとなっているので、簡易課税を選択するとどこから輸入したかは関係なく一律の税率となるようだ。

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